年末年始が近づき、忘年会や新年会という時期がやってきました。楽しい会になるように、また次の日からも仕事を頑張ろうと思えるような会になるように、お酒を飲む量には気を付けたいですね。
身体からアルコールが抜ける時間はどのくらい?
アルコールの量と分解時間は関係性がある
一般的なビール約500mlには、アルコールが20グラム程度含まれています。
このアルコール量を分解処理するのに約4時間は必要だと言われています。当然、飲酒量に比例してアルコールの分解時間が長くなります。
アルコールの分解能力には個人差があります。アルコールの分解に長時間が必要になる場合もありますので、身体の中のアルコールを完全に外に出すためには、なるべく多くの時間を確保しておきたいものです。
一晩寝れば大丈夫なの?
どれくらいの時間が経てば車を運転して良いのかというのは,飲んだお酒の量や個人差(性別・体格・お酒の強さ等)があるので,明確に「何時間必要です」と答えられません。
「仮眠すればアルコールが抜けている」という間違った情報を信じていたことで、50代の男性は酒気帯び運転で事故を起こしてしまいました。
飲んだビールの量は500ml(中ジョッキ1杯)。睡眠時間は5時間だったそうですが、実は、起きている場合と比べて寝てしまった方が、アルコールの分解が遅くなるということが研究の結果が出ています。
身体からアルコールが抜けるまでには、長い時間が必要なのです。
翌日に車を運転する予定がある場合は、アルコールの分解時間を考慮し、適度なお酒の量に留めておくという意識をもちましょう。
嶺希のトラックドライバーさんは
当社では、特に長距離ドライバーさんには、一日に5~6回のアルコールチェックを義務付けています。
長距離で、会社から遠く離れた場所にいるときにでも、きちんとアルコールチェックをして本社へ報告するようにしているので、酒気帯び運転、酒酔い運転ということは絶対にありません。
ドライバー一人一人が、安心、安全に運転することに意識を向け、全員で取り組んでいます。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
株式会社 嶺希
代表取締役 岡田友博
取材・ライティング:宏洲千秋