いつでもプロフェッショナルに徹すること
どんな仕事に就いていても当たり前のことなのですが、いつでも自分の持てる最大の力をその仕事で発揮してプロに徹することです。
その業界の「プロフェッショナル」というと、気合いが入りますね。あなたは、今の仕事のプロフェッショナルですか?
プロフェッショナル・・・・簡単にいえば、その業界で仕事をすることを誇りに思うことです。
どんなことを意識すれば、その業界のプロフェッショナルといえるのでしょうか。
プロフェッショナルに徹するということは、大切な荷物の運搬を任せてくださったお客様や取引先の会社、籍を置いている会社のために良いマナーを心がけ続けることをいいます。
良いマナーとは、運転に関するものだけをいうことではありません。
トラックドライバーの良いマナーとは
例えば、預かった荷物の配送先で、ドライバーの心遣いやマナーがこれまでにはないくらいの(他者にはない)素晴らしいものだったとします。
このような場合は、荷物の配送をいらししたお客様や取引先は、荷物運送の運賃値上げ交渉に快く応えてくれることがあります。昨今は、燃料の価格高騰や車両の維持費等の経費が数字的には上がっています。それを踏まえて、交渉をいたしますが、なかなかうまくいかないこともあります。
交渉がうまくいったとしたとしましょう。ここまでは会社の利益に繋がっているだけだという感覚ですが、値上げ交渉の際にお客様や取引先の会社から
「○○君が運ぶなら値上げに応じるよ」
「○○ドライバーは、丁寧な仕事をするから信用しています。次も○○ドライバーでお願いします」
「○○さんだと時間もきっちり守ってくれるし、安心です」
と、嬉しいことにドライバーを指名して仕事の依頼が入ることがあります。これは、正しくドライバーさんの運転の良識、良いマナーが信頼関係を築き、お客様や取引先との良好な関係を大事にしてきたということでもあります。
それによって、籍を置いている会社の評判もよくなり仕事の依頼が増え、ドライバーさんのお給料に反映されることにつながるということにもなります。
この事例は、当社でも実際にあった話です。
ドライバーさんの良いマナーが、本人の収入増につながるという話の確率は0パーセントではないです。当社でも、ドライバーとしての素質や給料面で十分に評価しております。
どんな時にも、トラックドライバーとしてのプロフェッショナルを目指すということを意識することが、損をする、マイナスに働くということにつながることは絶対にないので、良いマナーについては、いつも心がけておく必要があります。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
株式会社 嶺希
代表取締役 岡田友博
取材・ライティング:宏洲千秋